「直感力」というと、なじみのないフレーズかもしれませんが、
実は、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感と同様に、誰でももっている能力です。
日頃私たちは無意識レベルで直感を使っています。
たとえばこんな風に・・
商談のとき、どうもあやしいにおいがすると思ったら、やはり相手が隠し事をしていた。
根拠はないけれど、「うまくいく」という確信があり、本当にうまくいった。
何か胸騒ぎがすると思ったら、想定外のクレームが発生した。
何か足りないような氣がしたけれど、そのまま家を出たら忘れ物をしていた。
出がけに「傘」が氣になったけれど、そのまま出かけたら雨に遭った。
ボーっとしていたら、ふといいアイデアが思い浮かんだ。
「やめておいたほうがいい」と声が聞こえたら、やはりうまくいかなかった。
など。
ただ、こうした直感力を五感のように、自分の意図で
どのように使えばいいのか、自由に使う方法を多くの人は知りません。
直感がどのようなものなのか、メカニズムを理解していくと、自分が必要な時に
使えるようになります。
たとえば人は夜眠っているときに「夢」をビジュアル・イメージで見ていますね。
このときに使っている脳の部分が「クレア・ボイヤンス※」と呼ばれるビジョンを観るときに
使う脳の部分です。
たとえば、CDで音楽を聴いた後、頭の中で音楽が聞こえていますね。
このときに使っている部分は、直感の「心の声」を聴く脳の部分です。
つまり、誰にでもこうした能力は備わっています。
ただ、ほとんどの人は、その「意図的な使い方」を知らないだけです。
プロの仕事の中では無意識にトレーニングしている人たちもいます。
たとえばソムリエ。
平凡なソムリエは、知識に基づく情報からしか判別できませんが、
ずば抜けて優れたソムリエはクレアアンビエンス(においに含まれた情報を読み取る)
能力を無意識に開発しています。
米国のFBIでは、高いサイキック能力をもつ人たちを集め、
脳の働きを日々研究調査しています。
その中で開発された手法なども弊社のトレーニングでは、活用しています。
ご存知のとおり、有名な経営者やリーダーは、
必ず「直感力」を発揮しています。
たとえば、直感がなければ、
ソニーの森田社長が、全員から反対された
ウォークマンを売る自信をもつことはなかったかもしれません。
本田社長が、マーケティングデータ的には無理だといわれた
米国市場での小型バイクの勝負に
出る確信をもつことはなかったかもしれません。
よくいわれるところの「根拠のない自信」というのは
直感による「確信」(クレア・コグニサンス)の能力によるものです。
特に優れた経営者は
「ビジョン」を観る力(クレアボイヤンス)が発達している人が多いです。
実はビジョンは創るものではありません。
未来のエネルギーにある情報を読み取ることで「みえてくる」ものなのです。
「みえる」からこそ、リーダーとして人々を自信をもって導けるのです。
孫正義さんのように、
みかん箱の上に立って「10年後には売上1000億の会社にする」
と宣言できたり、
ラスベガスの創設者ベンジャミンのように
砂漠の中にカジノを創るといった、突拍子もないことを自信をもって
行えます。
松下幸之助はこう言っています。
「遠い先の未来をを観て経営しろ。経営者は、船の船長だ。
近くをみていたら船酔いする」
先を観るためには、
エネルギーの情報を感知する「直感力」が必須です。
また、米国の医師ジョセフ・ローデス・ブキャナンが発見した
サイコメトリ(残留思念を読む力)も誰にでも備わっています。
最もこの能力が発達した有名人は、ヘレン・ケラーです。
彼女は目もみえず、耳も聞こえないため、情報を手から読み取るという能力を
発達させました。
人がよく身につけているモノから、全く知らない相手の情報を読み取る、ということは
数多いワークショップを開催する中で、誰でもできたことです。
エネルギーの中に情報があり、「論理的には理解できない方法で
必要な情報を入手することが直感により可能になる」ということは
サイコメトリの研究から判明しています。
これからは、
過去の成功してきた方法が通用しない時代になります。
論理的な情報収集では、先がみえない時代です。
今までの経験値や知識では「どうしようもない」状態に追い込まれる企業も
続出してくることでしょう。
御社もこれからの時代を生き抜くための
パワフルなパートナーである「直感力」を味方につけてみませんか。
※直感力(サイキック能力):主に次の5つの能力のこと
1.クレアボイヤンス(ビジョンがみえる)、
2.クレアオーディエンス(心の中で「今だ」などと聞こえる)
3.クレアコグニサンス(根拠のない確信)
4.
クレアアンビエンス(あやしいにおいがする、など)
5.
クレアセンティエンス(胸騒ぎがする、など) |